病気になったら

水が合わない。餌が足りない。病気になる原因を突き止め、対処しましょう。

病気になってもあわてずに

AQUAZONE AXでは、病気になっても即死ぬわけではありません(現実でもそうでしょうけど)。魚が死ぬのは健康度が0になった時のようです。

治療薬について

病気になると病気度を急いで0にしたい衝動に駆られますが、AZグリーンやAZ硫酸銅水溶液は用法、用量を守って正しくお使いください。 クスリを大量にぶち込むとむしろ健康度が一気に下がって周りの健康なお魚も大変な事になります。 また、恐らくですが治療薬はフィルターに生息しているバクテリアも殺してしまうようです。 治療薬を大量に投与するとアンモニアと亜硝酸濃度が増えていくようになりがちです。 治療薬を投与する時には合わせてAZバクテリアを投与するようにしましょう。

病気度よりも健康度

AQUAZONE AXの場合、病気だから健康度が下がるのではなく、健康度がある一定(20未満?)を下回るとある一定の確率で病気になるようです。 赤ちゃんの頃は健康度が50や60でも病気になる事があるかも知れません。健康度が下がっている状態で空腹になるとなのかも知れません。
水質があっていて、かつ腹が満たされていれば、病気であっても健康度は上がっていきますので、まず健康度の回復に注力しましょう。 と言いつつもこれは魚によるのかも知れません。恐らく病気による健康度の低下と環境がばっちりである事による健康度の上昇が相殺されるのだと思われます。 なので病気による健康度の低下速度の方が上回っていれば健康度は落ちていくのでしょう。
病気度は、適切に投与された薬品と20以上(多分)の健康度があれば自然と減っていきます。
むしろ、病気になっていなくても健康度が10を下回っていたら泳ぎ方が変になって餌を食うのもままならなくなるため回復させるのが絶望的な状況に陥ります。

健康度 やばさ
0 死亡
1~9 超やばい 泳ぎ方も超変 完全に横向き
10~19 やばい 泳ぎ方も変 斜め
20~39 やばめ 泳ぎ方は辛うじて普通
40~59 やややばめ
60~79 まあ良好
80~100 良好

健康度の低い魚に餌を食わせる

健康度が低く横向きに泳いでいたりぷるぷる震えていたりする魚の健康度を回復するのは、水質と満腹度、この2つに尽きます。 そこで問題なのが前述のとおり満腹度です。健康度が低くて(10未満)横向きになった日にはもう餌をどれだけ入れてもまともに餌にありつけません。 AQUAZONE AXでは、水槽を閉じているときにオートフィーダーで餌やりが起こると、ある一定の順序で必ず魚が餌を食べるようです。 これを利用して、水質を完璧に調整し、薬を適量入れ、餌をオートフィーダーにセットして水槽を閉じておきます。 すると健康度が2とかでも確実に餌を食べてくれますので、要所要所で水槽を開いて健康度が回復しているか確認します。 ほったらかしにしておくといきなり死んでいたりするので最初のうちは頻繁に確認した方が良いでしょう。
もう一つの方法は、餌やりの時だけシミュレーション速度を0にする事です。 AQUAZONE AXに限らず今までのAQUAZONEシリーズはシミュレーション速度を0にすると魚も年を取らなくなり、 水質も変化しなくなりますが、唯一魚が餌を食べて満腹度が上がるというシミュレーションのみ発生します。 これを利用してシミュレーション速度0→満腹度が100になるまで餌を投与→シミュレーション速度を戻す→(オートフィーダーとライトタイマーをON) を繰り返す事で確実に食事を取らせる事が可能です。オートフィーダーとライトタイマーの設定を忘れなければこちらの方が良いでしょう。