クマノミについて

海水魚の中でも、必ずと言っていいほどオスしか産まれないクマノミシリーズ。その生態に迫ってみましょう。

性転換はあるのかないのか

うそかまことか知りませんが、Wikipediaなどには、クマノミ系の魚は生まれた時は全員オスで子供を産む時期になると一番大きな奴がメスに変わる、などと書かれています。 そして、AQUAZONE AXでも卵から孵化した個体はほぼ間違いなくオスです。

性転換の瞬間を捕らえた

カクレクマノミ(黒)を孵化させ、600日飼ってみました。実際は100倍速で6日経過した後12倍速でほったらかしです。

キター! 本当に性転換を行っています。この表示に気づいた後しばらく水槽を眺めていましたが、性転換にはかなり時間がかかるみたいですね。 1日やそこらでは全くメスに変わる様子がありません。1ヶ月くらいはかかると思います。 また、オス→性転換中になる時には特にイベントには記載されませんでした。

性転換中の個体を水槽から出すとこのような表示になります。 まだ詳しくは検証していませんので、日齢だけで性転換する個体が決まるのか勇敢度や抵抗力が関係するのかは分かりません。

と思いきや?

今度はハナビラクマノミで実験。これのために新たに生成したオスとメスを4匹ずつ入れて開始です。 と、本当はこれらに卵を産ませてオスばっかりを産ませてから実験開始としゃれ込もうと思っていたのですが・・・・。 水槽の中に普通により大きいしかも既にメスである個体があるにも関わらず、550日くらいの状態のオスが性転換を始めました。 確かにオス4匹の中では一番大きい個体ではありますが・・・・。とりあえずは他の種のクマノミ系でも色々実験は行っていきますが、 ひょっとしたら適齢期になったらランダムで性転換するのかも知れません。

性転換中→メスになる時はイベントにこのように記載されます。

オスとメスで色合いが変わるハマクマノミですが、性転換が始まった瞬間姿はメスのようになるみたいです。 オスの時は鮮やかなオレンジ色だったものが、性転換が始まるとメスのコゲ赤になります。心なしか体格も一瞬にして大きくなったように見えます。