2003年12月31日(水) 天気:晴れ
 今日は何の日、ふっふ~。今日は大晦日である。そんな事とは関係無しにここは千葉県は銚子市。国道6号線(私は6号沿いに住んでいる)から国道356号線に乗り換え、ひたすら東へ、利根川の雄大な流れを横目に走る。ああ、バイクって何て楽しいんだろう。
 さて、時は午後7時。お腹がすいた。ファミレスがあったのでそこに乗り付ける。暖かい空気が凍えた手を溶かしてくれる。
 何を食うかメニューを見ながら考えていたら、店長らしきかしこまった妙にイカすオッサンが近づいてきて、「よろしければ、どうぞ」と私に一枚の紙をよこした。
 「犬吠崎初日の出マップ」と書かれたその紙には、地図と日の出スポットが事細かに記されていた。(注:犬吠崎(いぬぼうさき)=元日には日本で最初に日が昇るという事で有名な千葉県銚子市の岬)
 あほか~! 誰が今から12時間以上もここで待つねん。
 と思いながら店を後にすると、(国道356号線の)犬吠崎に向かう方の道が大渋滞。いや、今午後7時ですよ? 行く年来る年すらまだ4時間45分あるんですよ? 元来あまりアクティブな方でない私には信じがたいその光景は、店長(毎年これを見ているに違いない)の行動の意味を雄弁に示していた。